TOKI PILATES STUDIOが歩んできた3年と、これからの話
TOKI PILATES STUDIO代表・SHINOに、
スタジオが歩んできた3年と、これからのことについて話を聞きました。
① 3周年を迎える今の気持ちは?
2026年1月、TOKI PILATES STUDIOは3周年を迎えます。
率直な気持ちは、
「やっと3年」という思いと、
「まだ3年」という思いが、同時にあります。
ここまで続けてこられたことへの嬉しさと、
関わってくれたすべての人への感謝の気持ちを、今は強く感じています。
スタジオを始めた頃は、正直、自分たちのことで精一杯でした。
日々のレッスンに向き合い、目の前のクライアントのことを考えることで手一杯で、
先のことまで見通せていたわけではなかったと思います。
その後、仲間が増え、スタジオが増え、
インストラクター一人ひとりがそれぞれに成長していく姿を見守る中で、
少しずつ視座が変わってきました。
目の前のスタジオの中のことだけでなく、
これからのピラティス業界がどう育っていくのか。
この場所が、社会の中でどんな役割を担えるのか。
そんなことを考えるようになったのは、この3年があったからだと思っています。
② スタジオを持とうと思った理由は?
スタジオを作ろうと思ったきっかけは、実はとてもシンプルでした。
会社員として働く時間を経て、
ひとりで、自宅の一室からピラティスを伝え始めたとき、
「もっと多くの人に、この良さを届けたい」
そんな気持ちが自然と湧いてきたのです
自分ひとりの力には限界がある。
だからこそ、同じ志を持つ仲間と一緒に、
ピラティスを伝えていける場所をつくりたいと思いました。
スタジオをつくる上で大切にしたのは、
クライアントさんにとって“通いやすさ”と“日常に馴染むこと”。
ピラティスは、特別なものではなく、
生活の延長線上にある方が、長く続けられる。
無理なく通える場所であることを大切にしました。
また、女性の身体や心に寄り添える場所であること。
上質で、感性にフィットする空間であること。
自分自身が産前と産後にピラティスに救われた経験があったからこそ、
同じように女性をサポートできるスタジオにしたいと考えていました。
「TOKI」という名前には、
“時間”の価値を大切にしたいという想いを込めています。
この場所を選んでくれた人にとって、
TOKIで過ごす時間の価値を最大限にできるように。
そんな願いを込めて、この名前をつけました。
③ 大切にしてきたことは?
TOKI PILATES STUDIOを続ける中で、
スタジオとして大切にしてきたことは、いくつかあります。
実はとてもシンプルなものです。
それは、チームであること。
学び続けること。
そして、女性の人生に寄り添うこと。
TOKIは同じくらいのキャリアのインストラクターでスタートしたこともあり、
誰か一人の価値を高めるのではなく、
一流のひとから、共に同じことを学び、進んでいくことを大切にしてきました。
「自分たちの価値」を育てていくこと。
その積み重ねが、
結果として、より多くの人に届けられると感じています。
クライアントとの関係性においても、
インストラクターは何かを一方的に教える存在ではありません。
身体を預けてもらう立場として、
常に信頼への敬意を持ちながら、
対等な関係で寄り添うことを大切にしています。
④ 人が増えても、変えたくなかったこと
スタートした頃と比べて、
関わる人の数も、スタジオのかたちも、大きく変わってきました。
その中で意識してきたのは、
「トキらしさ」を決めつけない、ということです。
トキらしさは、
誰かが定義して守るものではなく、
ここにいる一人ひとりが、
日々の関わりの中でつくり続けていくもの。
やり方や表現は違っても、
目の前の人に向き合う姿勢や,
身体を通して人生に寄り添おうとする想いは、
チームとして共有していたいと考えています。
ここは、完成された場所ではありません。
変化しながら、更新され続ける場所。
その姿勢だけは、これからも変えずにいたいと思っています。
⑤ 健康と美の循環という考え方
大切にしている考え方のひとつに、
「健康と美の循環」という言葉があります。
健康と美は、どちらか一方を目指すものではなく、
影響し合い、行き来するものだと考えています。
身体を大切に思えること。
自分の身体を、心地よくしたいと思えること。
その気持ちが、内側からの美しさにつながり、
また、自分を大切にする行動へと戻っていく。
クライアントを見ていると、
身体が整うにつれて、
姿勢や動きだけでなく、
表情や言葉まで変わっていく瞬間があります。
それは、
その人自身からエネルギーが満ちてくるような状態。
健康と美が循環し、
その人らしさが自然と表にあらわれていく。
TOKI PILATES STUDIOが大切にしているのは、そんな状態です。
⑥ 循環の途中にある場所として
私たちが大切にしている「循環」という考え方は、
いいエネルギーを受け取り、人がより良くなっていくこと。
ピラティスを通して、
自分で自分をよくしていける人が育っていく。
それは、身体だけでなく、
人生そのものが少しずつ面白くなっていくことだと思っています。
ただピラティスを教える場所では終わらせたくない。
教える側・教えられる側ではなく、
同じ土俵に立ち、ライフを共有する仲間でありたい。
ピラティスをしたから良くなった、ではなく、
「この場所、この人と関わったから、人生がより良くなった」
そう感じてもらえる関係性や環境を、大切にしたいと思っています。
ライフステージが変われば、
続け方も、距離の取り方も変わる。
続けることが正義になる場所ではなく、
生きていく、そのものに寄り添える場所でありたい。
ここで整った身体や心が、
日常や社会に戻ったときに、
その人らしい選択や行動につながっていく。
TOKI PIALATESは、
その循環の途中に、
そっと存在できる場所でありたいと思っています。
3年を迎えたTOKIですが、
しのが口にした言葉は「まだ途中」。
完成を目指す場所ではなく、
変わり続け、学び続ける場所でありたい。
このブログもまた、その“途中”を記録していく場所です。
